NTTデータ、ららぽーとTOKYO-BAY周辺の渋滞解消を目指した実証実験を開始 トヨタ「コネクティッドカーデータ」を活用

NTTデータは、トヨタ自動車の保有するコネクティッドカーデータを利用し、三井不動産グループ(以下、三井不動産)が管理・運営するショッピングモール「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY」(以下、ららぽーとTOKYO-BAY)の駐車場、および周辺道路の混雑の解消を目指した実証実験を2023年2月から開始すると発表した。

同実証実験では、コネクティッドカーの過去の走行データ(車速、燃料消費量)の統計的な分析に加え、その時に走行しているデータを組み合わせ、リアルタイムに処理・分析。

この結果を、周辺道路の混雑状況としてららぽーとTOKYO-BAYのホームページで随時更新することで、(1)利用者の混雑時の移動の行動変容を促すことで、交通流の分散に寄与できるか(2)その結果、渋滞によるCO2排出量の削減にどれくらい貢献できるかを検証。

ホームページの更新イメージ

同実証実験では、ららぽーとTOKYO-BAYの駐車場、および周辺道路を走行する車両のCO2排出量半減を目指すとのことだ。

■実証実験概要

実証実験概要

NTTデータは、同実証を通してコネクティッドカーデータを渋滞解消に利活用する方法の確立を目指すとし、さらに今後、同実証の成果をまとめ、交通流デジタルツイン等の活用も通して、将来的にカーボンニュートラルな社会を目指すとのことだ。

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