株式会社スカイディスクと英進館株式会社は2023年2月8日、塾の生徒への学習指導のための独自AI成績分析システム​「E-PAS」を共同開発したと発表した。英進館は2022年6月の公開テストより、本システムの利用を開始しているとのこと。

テスト結果からその生徒の弱点をAIが分析

独自AI成績分析システム​「E-PAS」は、過去10年の受験生データから、その生徒が間違いやすい単元の傾向をAIが分析する。学習計画をAIがサポートすることで、生徒それぞれの学習指導の充実と、現場講師の業務負荷軽減の両方を実現するとのこと。具体的な事例内容は以下のとおり。

【利用機会】公開テスト(年に複数開催)、2022年6月より一部で利用開始。
【対象学年】小学4年生・5年生、中学1年生・2年生

E-PAS活用の流れ

・講師はテスト終了後、従来通りに採点・結果をとりまとめる
・テスト結果と過去10年の模試データを、E-PASにインプットデータとして入力
・E-PAS利用により、それぞれの生徒の弱点項目をAI分析。分析結果は「復習重要度アドバイス」「重要単元」として、PDFに出力される
・講師はテスト結果とAI分析結果を確認し、生徒ひとりひとりの学習計画を考案。個別カウンセリングにて提示する

【E-PASによる分析項目】
・復習重要度アドバイス:上位の偏差値グループと比較した際の弱点ポイント
・重要単元:過去に類似問題を間違えた受験生グループが、他に間違えやすい単元項目を予測

※AI開発には塾生の個人情報は含まず、成績データのみを使用

■英進館株式会社
https://www.eishinkan.net/

■株式会社スカイディスク
https://skydisc.jp/

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