ウォルト・ディズニー・カンパニーは、世界中のおよそ750の小児病院や小児医療施設を対象とした、モバイル・ムービー・シアター、ディズニープラスへの無料アクセス、キャラクターをモチーフにした病衣、商品寄付など、病気と闘う子どもたちとその家族に喜びを届ける活動を、2023年も継続することを発表した。
モバイル・ムービー・シアター
カリフォルニアのディズニーランド・リゾートのメイン・ストリートUSAにあるシネマをヒントにしたモバイル・ムービー・シアターは、入院中にみんなで集って一緒に思い出を作れる場所を提供するもの。
固定型のスクリーンやフルスケールの映画館とは異なり、可動式で汎用性が高いため、病院内でも容易に利用することができるという。
2023年の前半にオーストラリア、香港、日本、ニュージーランド、シンガポール、台湾、アメリカ合衆国、および、中国とヨーロッパの各地に届けるとのことだ。
ディズニープラスの提供
ディズニーは、2022年から30か国を超える国々の小児病院にディズニープラスを導入する目標を掲げ、1年が過ぎた現在、17か国における430以上の小児病院がディズニープラスへのアクセスを有しているという。今年もギリシャ、メキシコ、日本で展開予定。
ディズニーキャラクターをモチーフとした病衣と商品寄付
米国内において、マーベル、スター・ウォーズ、ピクサー、アナと雪の女王、ミッキー&フレンズ、ESPN、ディズニー・プリンセスなど親しみのあるキャラクターやデザインによって従来の病衣を一新。病院で過ごす子供たちが自分の好みに合ったデザインを選ぶことができる。
今年は、『ミラベルと魔法だらけの家』のミラベルをはじめとするキャラクターを採用した新たなデザインを追加。
3月以降、日本、シンガポール、台湾、フランスといったアメリカ国外にも同プログラムを拡大する予定だとしている。