NTT都市開発は、⼤阪市⻄区で開発を進めている「(仮称)京町堀⼀丁⽬計画」が竣⼯したことを発表した。
同建物は、大阪メトロ四つ橋線「肥後橋」駅に近接する、地上13階・延床面積約10,600㎡のホテル。IHGホテルズ&リゾーツが「voco大阪セントラル」を運営予定で、開業は2023年5月30日を予定しているとのことだ。
同プロジェクトは、「ここから、いろどる。ここから、めぐる。」がコンセプト。
ホテルを起点に、まちに新たな“いろどり”を加え、京町堀・四つ橋筋の更なる魅力向上に貢献するとともに、大阪各所を“めぐる”拠点を創ることを目指すという。
外観デザインは、旧建物のデザインコードであるテラコッタレリーフを意匠に組み込み基壇部に御影石を用いることで、ホテルに品格と親しみやすさを演出。
外壁には繊維業で栄えた大阪の歴史を取り入れ、生糸のようなきめ細かい表装を纏うことで、来訪者を柔らかく迎え入れるという。
また、雨水貯留槽の設置、Low-eガラスの採用、BEMSの導入(エネルギー消費の可視化)、古木の再利用など、環境負荷低減の取り組みを実施しているとのことだ。