ナイルが運営するおたすけスマホ情報サイト「Appliv TOPICS」は、20~59歳の男女1,746人を対象にタイムパフォーマンス(タイパ)に関するアンケート調査を実施し、結果を公表した。
■過半数がタイパを意識。若い人ほど意識が高い傾向
「日常生活でタイムパフォーマンス(タイパ、時間対効果)を意識することはあるか?」の問いに、「意識する」が18.56%、「どちらかと言うと意識する」が32.76%。半数以上がタイムパフォーマンスを意識している結果となった。
年代別に内訳を見ると、「意識する」の割合は20代が最も高く21.72%で、年齢が下がるほどタイパを意識する人が多くなる傾向に。また「意識する」「どちらかと言うと意識する」の合計は20~40代が5割程度だが、50代は約4割と少し少なくなっている。
■タイパを意識するのは「食事・料理」「掃除」
タイパを「意識する」「どちらかと言うと意識する」と回答した896人に「日常生活でタイムパフォーマンスを意識するところはどこか?(複数回答可)」の質問をしたところ、最も多かったのは「食事・料理」で464人で過半数を占めた。
その後、「掃除」416人、「仕事」407人、「買い物」364人、「洗濯」301人と続き、家事のタイパに関心が高いことがわかった。
■食事・料理のタイパ改善方法、最多は「作り置き」「時短レシピ」
タイムパフォーマンスを意識するところで「食事・料理」と回答した464人が、食事のタイムパフォーマンスを上げる方法として多かったのは「作り置き」234人、「時短レシピ」231人、「冷凍食品・レトルト」196人という結果に。
自宅で食事はするものの、調理の手間をいかに減らすかを意識していることがうかがえる。
■食事のタイパは上げたいけど「美味しさ」は妥協しない
タイムパフォーマンスを意識するところで「食事・料理」と回答した464人が、タイパを上げても妥協したくないものとして最も多かったのは「美味しさ」で330人で、約7割は味を重視していることがわかった。
「栄養バランス」も過半数の243人が選択しており、美味しくてヘルシーな食事をしたいと思っている人が多い結果となった。
■調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年1月24日~2023年1月31日
調査委託先:ジャストシステム
調査対象:全国の20代~50代の男女
サンプル数:1746人
性別
男性:861人
女性:885人
年齢
20~29歳:442人
30~39歳:443人
40~49歳:442人
50~59歳:419人
<参考>
ナイル『タイムパフォーマンス(タイパ)に関するアンケート調査』