クラウドワークスは、昨今のリスキリングやリカレント教育などの学習プログラムに関する注目の高まりを受け、「副業×リスキリングに関する調査」を実施し、結果を公表した。
■副業者の54.5%がリスキリングで副業収入アップ、うち半数以上が年間10万円以上増加
学習プログラムに参加した結果の副業収入について、54.5%が「副業収入がアップした」と回答した。また、上昇幅については「10~50万円未満」と回答した人が最多で、副業収入がアップした人のうち半数以上が10万円以上増加したことが判明。
■副業者の55.6%はリスキリングで本業収入もアップしていることが判明
学習プログラムに参加した結果の本業収入について、副業者のうち55.6%が「本業収入がアップした」と回答しする結果に。
また、上昇幅について「5~10万円未満」と回答した人が最多で、副業者の多くがリスキリングによって副業・本業収入が増加していることがわかった。
■リスキリングなどの学習プログラムに参加した結果、約3人に1人が副業を開始
リスキリングやリカレント教育などの学習プログラムに参加した結果について、「副業をした」が全体の35.4%となった。
副業の有無別にみると、副業者の中で「副業や社内異動などの環境の変化があった」と答えたのは73.7%で、約4人に3人は働き方や環境に変化が訪れていることがうかがえる結果に。
■「副業者」は能動的にリスキリングに参加、主体的な学びへのモチベーションが高い
学習プログラムの受講のきっかけは、「会社で用意された必須のプログラムとして参加した」が全体の59.7%と受動的な参加が多いことがわかった。
一方、副業の有無別にみると、「会社以外の場所で能動的に有償で参加した」の項目において副業者は日副業者の約2倍の26.3%となり、主体的な学びへのモチベーションが高いことが判明している。
■調査概要
調査対象:リスキリングやリカレント教育といわれるような自身のキャリアを切り開くために必要な学習プログラム等に参加したことがある18歳~74歳の会社員・会社役員の男女144名(うち「副業あり」は99名、「副業なし」は45名)
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社クラウドワークス
調査期間:2023年1月25日~27日
<参考>
クラウドワークス『副業×リスキリングに関する調査』