鳥取県は2023年2月2日、Web3.0時代を見据えた「メタバース関係人口」創出に向けて取り組んでいくにあたり、鳥取県庁内に架空の部署「メタバース課」を立ち上げ、自治体オリジナルAIアバターを職員第一号として採用すると発表した。
人口最少県が取り組む「メタバース関係人口」創出とは
近年多くの自治体が抱える人口減少や高齢化、コロナ禍による経済の衰退について、人口最少県である鳥取県では従来より課題としてとらえ、「関係人口」の創出に向けさまざまな取り組みを行ってきた。
今回、最新の技術とアイデアを用い、より本質的な課題解決へつなげるべく鳥取県庁内に架空の部署「メタバース課」を設立し、日本初(鳥取県調べ)となる自治体オリジナルAIアバターを職員として採用するとのこと。
「メタバース課」のAIアバター職員「YAKAMIHIME」
今回「メタバース課」では、Web3.0領域で協力する「XANA」が開発し、すでに世界中に多くのNFTホルダーを有する「XANA:GENESIS」に着目。自治体における活用の可能性を相互に検証することを目的に、鳥取県オリジナル版としてカスタマイズし、音声会話や感情表現が可能なAIを搭載したAIアバター職員として採用するとのこと。
※YAKAMIHIME(八上姫)
名前の由来は、鳥取県が舞台の神話「因幡(いなば)の白兎」。白兎に導かれ、大国主命(おおくにぬしのみこと)と日本最古のラブストーリーを演じた女性。コミュニケーションを重ねることでさらに学習を積み、人々のパートナーとなる未来を見据え採用されたAIアバター職員。
http://genesischat.xana.net/
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