結婚相談所ネットワーク『⽇本結婚相談所連盟』を運営するIBJは、「同じ都道府県内で成婚した人の割合」を公開した。
今回は、人口540万人以上の大都市圏「東京都」「神奈川県」「大阪府」「愛知県」「埼玉県」「千葉県」「兵庫県」をピックアップし、同社の成婚における同じ都道府県内で成婚した人の割合を調査したとのことだ。
■愛知県内同士で成婚する割合が最多に
各エリアの結果を見てみると、「愛知県」が81.6%と突出して高い結果となった。続いて、「大阪府」が59.2%、「東京都」が58.5%と、半数以上が同じ都府内で成婚しているという結果に。
愛知県は男性人口(20~30代の男女比)が多いが、IBJでは20~30代会員の男女比がバランスよく、出会いのチャンスが多くなっているという。また、愛知県にはトヨタをはじめ関連企業が数多くあり、働き口が多くあることも同県内での成婚のしやすさに繋がっているかもしれないとのことだ。
一方で、「兵庫県」は49.4%、「神奈川県」は43.1%、「埼玉県」は32.1%、「千葉県」は29.8%と、同じ県内で成婚する人が半数を下回った。ベッドタウンとして県をまたぐ移動も多くなることから、IBJは、近郊の都道府県をまたぐ成婚も多くなっているようだと推測している。