Twitterは、独自の検索連動型広告「Twitter検索キーワード広告」のオープンベータのローンチを発表した。
従来Twitterの検索結果にはユーザーの興味関心やその他の情報をもとに広告を表示していたが、1月25日よりオープンベータでローンチした「Twitter検索キーワード広告」によって検索キーワードに対して広告を配信でき、今まで以上に関連性の高いメッセージを届けることができるようになったとのことだ。
自社の商品やサービス名を設定できるのはもちろんのこと、Twitterならではの使い方としてハッシュタグやトレンドのキーワードなども設定できるため、会話やイベント、トレンドやモーメントなど、様々な話題に関して検索をしているユーザーに対してメッセージを届けることができるため、通常の検索連動型広告以上のプロモーションが可能になるという。
リリース時の機能は以下のとおり。
利用できるキャンペーン目的と入札戦略:
・ウェブサイトコンバージョン
・CPC上限入札とCPM自動入札が利用可能
検索広告の配信について:
表示エリア
– 検索結果ページ
・検索時、トレンドキーワードクリック、ハッシュタグクリックで検索結果ページに遷移した際に表示
広告枠
– ローンチ時は検索結果の3つめのツイートとして表示となるが、2つめのツイートとして表示されるようにアップデートを実施予定
設定できるキーワードについて:
マッチタイプ – 完全一致
キーワードは1広告グループにつき200まで設定可能
1キーワードにつき最大140文字まで設定可能
マッチについて:
・アルファベットの場合
・大文字小文字は判別しません (「Apple」と「apple」は同一キーワードとみなす)
・「Apple」と「Apples」なとの複数形は別ワードとして判別
・ハッシュタグとタグのないキーワードはそれぞれ別として判別 (「#Twitter」 と「 Twitter」 は別キーワードとなる)
掛け合わせ可能ターゲティング
地域、属性、デバイス、オーディエンス除外
利用可能クリエイティブについて:
通常のプロモツイートと同様にテキスト、静止画、動画、カルーセルやDPAを利用可能
必須事項
Website Conversion目的での配信のため、Twitterタグの設置およびコンバージョンイベントの設定が必要
検索キーワード広告ポリシー
検索キーワード広告に関してはTwitterルールやポリシーに準じる。
Twitter検索キーワード広告はオープンベータのローンチであるが、すべての広告主で利用可能。また、ユーザーからのフィードバックなどを参考に随時プロダクトのアップデートおよび効果改善を行うとしている。