ジンズ（以下、JINS）は、商品選択から視力測定補助、レンズ加工まで、JINSのサービスをすべて搭載した専用車両による移動販売サービス「JINS GO」1号車を本日2023年1月26日より稼働開始すると発表した。
JINSは、“Magnify Life（マグニファイ・ライフ）＝人々の生活を拡大し、豊かにする”をビジョンに掲げ、日本国内で473店舗を展開。
2021年には創業の地・群馬県前橋市に地域コミュニティのハブとなることを目指した施設「JINS PARK前橋」をオープンしたほか、地域が抱える課題に向き合い、共に成長する道を切り開く組織「地域共生事業部」を社内に新設。
地域との共生をJINSのサステナビリティ活動における重要な観点と位置づけ、店舗を起点とした取り組みを進めているという。
こうした地域共生を推進している一方で、近隣にJINSの店舗がない場合や高齢や病気など、来店が困難な人にJINSの商品やサービスを提供できていないという課題も。
JINSは、メガネの移動販売に着目し、視力測定補助やレンズ加工などJINSの基本サービスをすべて提供できるよう改装した車イス昇降機付き専用車両を使用することで、利用者が来店するのではなく、JINS自ら利用者のもとへ訪問する新しいサービスのスタートに至ったとのことだ。
サービスの皮切りとなる「JINS GO」1号車は、マイクロバス型の車両をベースに開発。車両内は空間全体を大きな什器に見立て、木材をふんだんに使った温かみのあるデザインに。
メガネ約200本を陳列できる棚や利用者が座れるベンチも設け、視力測定器やレンズ加工機も搭載することで、利用したその日のうちに商品を渡すことも可能。店舗と同様のJINSの基本サービスを提供できる環境を実現したとのことだ。
1号車の活動エリアは関東近郊にて、来店が困難な人がいる社会福祉施設や近隣にメガネ販売店が無い地域などへの訪問を想定。
稼働開始日である1月26日は、群馬県前橋市内の高齢者向け施設への訪問を予定しているとのことだ。
また、「JINS GO」は有事の際には被災地支援などにも活用可能と考えているという。
JINSは、今後は車両を増産し、カバーできる地域を拡大することを視野に入れるなど、地域との新しい関係構築に取り組んでいくとのことだ。
■JINS GO 1号車概要
【車両名】JINS GO（ジンズ ゴー）1号車
【サービス開始日】2023年1月26日
【車両サイズ】全長6.99メートル、全幅2.08メートル、全高2.73メートル
【商品点数】約200本
【訪問料】無料※商品購入の際は商品代金が発生
【お支払い方法】現金、クレジットカード、各種電子決済
【搭載機材】車イス昇降機、視力測定器、レンズ加工機
【活動想定場所】社会福祉施設、近隣にメガネ販売店が無い地域、商業施設駐車場、イベントなど
【活動エリア】関東近郊