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エイチームのグループ会社であるエイチームフィナジーは、「お金の不安を解消する」メディアのナビナビ保険にて、15歳以上75歳未満の男女約450名を対象に「推し活にかけるお金と節約に関する意識調査」を実施したと発表した。
近年当たり前の文化として根付きつつある「推し活」は、ライブへの参加やグッズの購入など、その活動として挙げられる内容は多数あるが、ある一定の活動資金が必要なものがほとんど。
今回の調査では、ITと人の力を駆使して世の中からお金の不安を解消し、より人生が豊かになる社会を実現することを目的とするエイチームフィナジーが運営する「お金の不安を解消する」メディアのナビナビ保険にて、いわゆる「推し活」を行っている人に対し、どれくらいの金額を推し活に割いているのか、推し活への熱量と資金額の相関性、またどのようにして推し活の費用を確保しているのかなどを調査し、推し活にかけるお金と節約に関する意識を明らかにしたという。
■調査結果
●「推しの数」、最も多いのは1つで25%。
一方で、10人に1人以上である12.2%の人が「推しが10つ以上ある」と回答したことが明らかに。
「あなたの推しはいくつありますか?」と質問したところ、最も多かった回答は「1つ」の25.2%。一方で、「10つ以上」と回答した人が12.2%で、多くの推しを抱える人が多いことがわかったという。
●「推しのジャンル」1位は「アニメ・漫画」で41.2%、2位は「アーティスト」で36.5%
「推し」の語源とされるアイドルは3位という結果に(35.8%)
「あなたの推しのジャンルを教えてください」という質問では、「アニメ・漫画」が1位の41.2%という結果に。2位は「アーティスト」で36.5%、3位は「アイドル」の35.8%になっている。
「キャラクター」を推すという人は意外にも6位の20.3%で、特定のキャラクターというよりも、「自分はこの漫画・アニメが好きだ」といったコンテンツ全般を推している人が多いことがわかった。
●「1ヵ月で推しに使う金額」、7割以上が月5,000円未満であることが判明(72.8%)。
さらに約3人に1人が「推し活にお金をかけていない」という結果に(32.9%)。
「1ヵ月あたりのあなたが推し活に使う平均金額を教えてください」と聞くと、7割を超える人が5,000円未満であることがわかった(72.8%)。さらに、全体の約3人に1人が「お金はかけていない」と回答し、お金をかけずに推し活をしている人も多いことがわかったとのことだ(32.9%)。
また、「あなたは推し活による出費を負担に感じていますか?」と聞いたところ、「非常に負担に感じている」と回答した人が12%、「どちらかというと負担に感じている」と回答した人が28.9%という結果になり、約4割の人が推し活による出費を負担に感じていることが明らかに。
一方、「どちらかというと負担には感じていない」と回答した人は28.2%、「負担には感じていない」と回答した人が29.2%という結果に。
半数を超える人が負担にならない程度で推し活を楽しんでいることがわかったという。出費を負担に感じている人は、自分が何にお金を使っているのかを把握することや、衝動的に推し活にお金を使いすぎないことがおすすめであるとのことだ。
●推し活との向き合い方が判明!約4割の人が「月に使っていい上限額を設定している」(39.4%)、
推し活のための活動資金は、「遠征の際の宿泊費や交通費を抑える」工夫をしていることが明らかに(25.7%)。
「あなたは推し活のための費用を節約するために、工夫していることはありますか?」という質問では、約4割の人が「月に使っていい金額の上限を設定している」と回答(39.4%)。
また、具体的な節約方法では、「遠征の際の宿泊費や交通費を抑える」が25.7%、「極力おうちでできる推し活をしている」が(19%)、「グッズをできる限り自主制作する」が(15.1%)という結果に。一方で、「特に工夫していることは無い」と回答した人も約3割いたという(29.9%)。
さらに、「推し活にかける費用を捻出するために他の何かを節約していますか?」という質問では、約4割の人が「節約しているものはない」と回答した一方で(39.4%)、食費(27.1%)や交通費・水道光熱費などの生活費を節約していることがわかった。
●推し活で最もお金をかけているのは「グッズ費」(40.5%)、2位は「イベント費」(20.4%)
「ファンクラブ費」「オフ会費」「コスプレ費」など、特定のコミュニティを中心に推し活をしている人は「お金をかけなくても推し活は充実すると思う」と感じやすいことが明らかに。
「推し活の中で何に一番お金をかけていますか?」という質問では、「グッズ費」にかけているという回答が40.5%と最も多く、続いて「イベント費」が20.4%という結果となった。
さらに、「推し活に金額をかければかけるほど推し活は充実すると思いますか?」という質問では、「グッズ費」や「プレゼント費」、「広告費」、「投げ銭費」に使用している人は「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答した人が多かった一方で、「ファンクラブ費」「オフ会費」「コスプレ費」など、特定のコミュニティを中心に推し活の費用を使用している人は「そう思わない」と回答する傾向があることがわかったとのことだ。
■調査概要
調査期間 2022年12月21日~2022年12月23日
調査機関 調査委託先:ジャストシステム(Fastask)
調査対象 全国のジャンルを問わずなんらかの推しがいる15歳以上75歳未満の男女
サンプル数 444名
調査方法 インターネット調査