羽田空港にAIチャットボット登場!外国人旅行者・高齢者・視覚障がい者への応対サービスを拡充

株式会社ビースポークと東京国際空港ターミナル株式会社(TIAT)は2023年1月16日、実証実験を1月17日より開始すると発表した。これは羽田空港第三ターミナルの利用客に、AI(人工知能)チャットボット「Bebot」による、24時間365日自動応答サービスをするというもの。

アクセシビリティ対応への需要が高まる羽田空港

羽田空港には「必要な情報が探せない」「窓口が混んでいる」「小さな文字がよみにくい」「日本語が読めない」など、場所柄さまざまなアクセシビリティニーズを有する利用客がいる。今回「Bebot」で配慮した点は以下のとおり。

1)チャット内でのスクリーンリーダーによる読み上げが可能
2)利用者のフォントサイズの設定に合わせた、目に優しいフォント表示
3)各言語のネイティブライターによるわかりやすい情報提供

AIチャットボット「Bebot」

行政機関においてはオンライン市役所、手続きの案内、危機管理、災害対応、観光案内や住民の声の収集などで活用されている。口語体や長い文章での自由入力がされた場合でも、的確な回答を返すことが可能。パソコン、スマートフォン、タブレット端末等、各デバイスに応じた最適な状態で表示。多言語に対応でき、羽田空港では日本語の他に英語、中国語、韓国語での情報提供を行っている。

実証実験の概要

実施期間:2023年01月17日〜2023年3月31日(予定)
提供時間:24時間365日(運用・補修は利便性向上のため常時、実施予定)
対応言語:日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語
アクセス方法:
1. QRコードを記載した掲示物を空港内外に設置
2. 空港内の無料Wi-Fiに接続完了後、自動でチャットが起動(リダイレクト)

■株式会社ビースポーク
https://www.be-spoke.io/jp/

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