「WealthNavi(ウェルスナビ)」を提供するウェルスナビは、現在提供している「おまかせNISA」が、2024年1月から、現行の一般NISAに加えてつみたてNISAにも対応することで、2024年からの新しいNISA制度に対応する予定であることを発表した。
ウェルスナビは、NISA(少額投資非課税制度)の非課税メリットを活用しながら、「長期・積立・分散」の資産運用を自動でおまかせで行う「おまかせNISA」の機能を提供している。
現行の制度においてNISAには、一般NISA・つみたてNISA・ジュニアNISAの3種類があるが、現在提供している「おまかせNISA」は一般NISAのみに対応となっている。
同社は、2023年度税制改正の大綱等で示されている方針により、一般NISAとつみたてNISAが制度上統合されることをふまえ、「おまかせNISA」では2024年以降、つみたて投資枠を含むNISAの非課税枠全体を利用いただけるよう対応する予定しているという。
2023年にウェルスナビでNISA口座を持つ利用者は、2024年以降、自動的に新しいNISA制度に対応した「おまかせNISA」が利用可能とのことだ。
「おまかせNISA」は、NISA口座と通常の口座それぞれの部分最適を図るのではなく、利用者から預かっている資産全体を最適化するもの。
同社は、この考え方は新しいNISA制度に対応する際も維持するとし、具体的な対象商品やサービスの概要は、決まり次第、改めて発表するとのことだ。