佐賀県・御船山楽園で「チームラボ かみさまがすまう森」開催 7月14日~ 夜の大庭園が巨大なアート空間に

チームラボは、300万年の森に出現するチームラボによる夜の森のミュージアム「チームラボ かみさまがすまう森」が、9年目を迎えた今年も、佐賀県、武雄温泉の御船山楽園で開催することを発表した。

会期は、7月14日から11月5日までとのことだ。

「チームラボ かみさまがすまう森」

御船山楽園は、300万年続く自然に囲まれた、50万平米にも及ぶ敷地に創られた大庭園。毎年夏から秋にかけてだけ見られる同展は、自然が自然のままアートになる広大な展覧会。

チームラボが2015年からライフワークとして活動を続けてきた展覧会でもあり、現在に至るまで、この地で多くの新しい作品が模索され、制作され続けているという。

なお、2021年には、CNN「行くべき世界の屋外アート展」に、2017年にはデザインブーム誌「アートインスタレーション TOP10」世界1位に選ばれているとのことだ。

チームラボ「かみさまの御前なる岩に憑依する滝」©チームラボ

300万年前、有明海から隆起して生まれたといわれる御船山。その後、1300年前に名僧行基が入山し羅漢像五百体を安置、江戸時代後期には第28代武雄領主の鍋島茂義が50万平米もの山麓に御船山楽園を創造。

園内には、長い時間をかけてゆっくりと形作られ、今日の姿形となった巨石や洞窟、森などが息づいており、チームラボは、その姿形やテクスチャーは長い年月そのものを表し、長きにわたる自然と人との営みの軌跡であると考えている。

同展では、自然のありのままの形を、デジタルテクノロジーによってアートにすることで長い時間の連続性を表現することを模索しているとのことだ。

チームラボ「廃墟の湯屋にあるメガリス」©チームラボ

チームラボがライフワークとして2015年から続けてきた御船山楽園での活動は、チームラボによるアートとサウナをかけ合わせた体験の原点でもあるとしている。

「チームラボ かみさまがすまう森」は、通常のアート展に加え、サウナシュランで3年連続グランプリを受賞し、殿堂入りした「御船山楽園ホテル らかんの湯」ともコラボレーション。

チームラボは、サウナに入ってからアートを体験するセットチケットも販売するとのことだ。

「御船山楽園ホテル らかんの湯」ともコラボレーション

チームラボ かみさまがすまう森

開催期間:
2023年7月14日~11月5日

開催場所:
御船山楽園 (佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100)

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