ガジェットの国際的な価格比較を公開しているNukeniは、アップルが1月17日に発表した新型ノートPC、MacBook Proの発売価格を各国アップルウェブサイトで調査し、結果を公開した。
価格調査の結果、新型MacBook Proは37か国中27か国で値上げが行われ、iPhone 14以降のアップル製品で世界的なインフレが続いている状況が確認されたという。
以下は新旧14インチMacBook Proのエントリーモデルの価格を比較した結果。27か国で価格が上昇し、アメリカを含む7か国は価格を維持。シンガポール、メキシコ、ブラジルでは値下げが実施された。
2022年10月26日発売のiPad 10発売時の調査では、すべての国で値上げを実施。
2022年9月16日発売のiPhone 14発売時の調査では、37か国中29か国で値上げを実施。
2021年9月24日発売のiPhone 13発売時の調査では、多くの国が価格を維持、もしくは値下げを実施。値上げが行われたのは日本を含む3か国のみだった。
新型MacBook Pro 14インチが安い国上位11か国と下位10か国の結果はこちら。
※2023年1月19日0時時点の為替レートで円に変換。アメリカ、カナダは購入場所によって税率が異なるため、最低税率の地域で購入した場合と、最高税率の地域で購入した場合の2つの価格を表示。
【調査概要】
調査機関:自社調べ
調査対象:アップルがオンラインで直販を行っている国計37か国。
調査方法:各国アップルウェブサイトで価格を取得。
調査日:2023年1月18日
<参考>
Nukeni『人気ガジェット製品の世界の価格比較』