JR東日本は、これからの成長を担う人材を確保し、働きがいを高めていく観点から、2023年4月1日からの新卒初任給を8,000円(最大5%)引き上げることを発表した。
また、これまでにJR東日本の社員として働いたことがあり、自己都合により退職した人を対象とした「ウェルカムバック採用」を新たに開始。さらに「中途採用」の名称を「経験者採用」に統一し、通年入社を拡充するとのことだ。
■概要
1.新卒初任給を引き上げ
2023年4月1日より総合職・エリア職の新卒初任給を8,000円引き上げ。これにより新卒初任給は3~5%の増となる。なお、すでに入社している新卒の総合職・エリア職についても、4年目までの給与水準を2,000円~6,000円引き上げる。
【2023年4月1日からの初任給】(東京23区内勤務の場合)
2.新たに「ウェルカムバック採用」を開始
これまでにJR東日本の社員として働いたことがあり、自己都合により退職した人を対象とした「ウェルカムバック採用」を新たに開始。
「ウェルカムバック採用」は、キャリアアップを目指して同社から転職した人、家庭の事情等の様々な理由で当社を退職した人などで、ふたたびJR東日本で活躍する人を積極的に採用する制度。
3.「中途採用」の名称を「経験者採用」に統一し、通年入社を拡充
様々な職歴・スキルを持つ人々にJR東日本で活躍してもらうという観点から、「中途採用」の名称を「経験者採用」に順次統一。通年で入社できるよう、応募・選考・入社のタイミングも拡充。
JR東日本グループは、成長戦略のさらなる強化に向け、多様な人材が力を発揮できる環境・制度の充実に、引き続き取り組んでいくとのことだ。