メルカリは、2022年12月、職場におけるジェンダー平等に関する取り組みを評価するグローバル認証「EDGE Assess」(エッジ・アセス)を取得したことを発表。日本企業として初めての取得となる。
Economic Dividends for Gender Equality(以下、EDGE)は、スイス・ジュネーブに本拠地を置く、EDGE Certified Foundationによって制定されたジェンダー平等のためのグローバルな査定方法論および認証基準。
「EDGE」の認証審査にあたり、「男女同一賃金」、「採用と昇格・登用」、「リーダーシップ開発研修とメンタリング」、「柔軟な働き方」、「組織カルチャー」の5つの観点から、人事関連のデータや制度、取り組みの実績、職場での実態を調べる従業員向けアンケート調査等が行われる。
メルカリは2018年より、個々の多様な経験や視点を尊重した、世界的に競争力のあるチームづくりを目指し、ダイバーシティ&インクルージョン(以下、D&I)を推進。以来、女性やLGBT+コミュニティなどIT業界のマイノリティを対象とした、ソフトウェアエンジニア育成プログラム「Build@Mercari」を開催するなど、社内外でさまざまな活動を実施してきたとのことだ。
今回、メルカリが認証を受けた「EDGE Assess」は、ジェンダー平等の実現に向けて具体的な目標と実行に向けたアクションプランへのコミットメントが認められた企業に与えられるグローバル認証。
メルカリは、今回の認証を経て明確となったアクションプランのもと、より多様な人材が活躍できる環境づくりを進めるとともに、それらの取り組みの発信を通じて、日本社会全体でのD&Iの推進を目指していくとしている。