「あたらしい旅行を、デザインする。」をミッションにする令和トラベルの調査研究機関 令和トラベル研究所は、「NEWT海外旅行ランキング2022」を発表。
2022年の海外旅行を「目的地」「航空会社」「ホテル」「目的地×航空会社」の4つのカテゴリに分けてランキング形式で振り返る。
■ランキング結果
・目的地編
1位「ソウル」、2位「バンコク」、3位「シンガポール」とアジア圏が上位に。安近短(費用が安く、距離が近く、日程が短いこと)で気軽に楽しめる旅行先が人気となった。特に、韓国は2022年8月にビザなしでの渡航が可能となってから問い合わせが急増、その後も人気を維持しているという。
学生旅行に人気のヨーロッパは2022年後半から人気が回復、6位「パリ」、10位「ローマ」とランクイン。
・航空会社編/目的地×航空会社編
LCCを使ったツアーに人気が集まるという結果に。令和トラベルが2万円台から海外ツアーを販売できたのは、このLCCをうまく取り入れたためだという。
・ホテル編
立地や清潔感などのニーズに応えつつ、価格も抑えたホテルが人気。観光地へのアクセスの利便性や施設の充実度などが人気の理由。
また、ホテル別で1位「ロイヤルベンジャホテル」、目的地別で2位「バンコク」、航空会社別で3位「タイ・エアアジアX」とタイに注目が集まっており、9月に発表した「リベンジ海外旅行攻略ランキング」でもタイが1位に。円安、物価上昇率、燃油高など、影響が少ないことが人気の理由になっているとのことだ。
【ランキングの算出条件】
集計期間:2022年4月20日から12月31日までの予約
集計対象:NEWT上で発生した募集型企画旅行の予約
※ツアー上で明示されているホテル/航空会社をもとに集計(ホテル/航空会社”おまかせ”のツアーを除く)
※予約者を含む同行者の人数をもとに集計(乳幼児を含む)
算出方法:「帰国済みの予約」および「1月10日時点でキャンセルされていない予約」をもとに順位を決定。順位が同じ場合は、渡航人数が多い方を上位とした。