暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するビットバンクは、2022年4月の成人年齢引き下げに伴い保護者の同意なく投資を始めることができるようになった18〜19歳に対して、資産運用や投資に関する実態調査を実施し、結果を公表した。
■資産運用や投資に関する実態調査
「成人年齢の引き下げに伴って、実際に資産運用や投資を始めたか」という質問に対し、23.4%が「はい」と回答。
「成人年齢の引き下げに伴って、実際に資産運用や投資を始めたか」という質問で「はい」と答えた人のうち、約半数が投資対象として「株式」を挙げており、次いで「定期預金」、「FX」、「仮想通貨」となった。
「成人年齢の引き下げに伴って、実際に資産運用や投資を始めたか」という質問で「はい」と答えた人のうち、実際に資産運用や投資に充てた金額は10万円未満が70%以上を占めた。
「資産運用や投資を始めた理由は何か」という質問では、「お金が増えそうだから」が最多の55.2%となり、約20%は「円安だから」と回答。
「資産運用や投資をまだ始めていない人に聞きます。その理由は何か」という質問では、「知識がないから」が51.5%と最も多い結果となった。
■仮想通貨投資に対する投資実態調査
「仮想通貨に投資した人に聞きます。投資した仮想通貨は何か」という質問では、「ビットコイン」が53.3%と最も多く、次いで「ビットコインキャッシュ」が30.0%、「イーサリアム」が13.3%となった。
「仮想通貨に投資した人に聞きます。仮想通貨への投資を始めた理由は何か」という質問では、「面白そうだから」が63.3%、「お金が増えそうだから」が36.7%という結果に。
「仮想通貨に投資していない人に聞きます。投資しない理由は何か」という質問では、金融商品全般と同様に投資をしない理由として「知識がないから」が約半数を占めた。
また、「リスクが高いから」と回答した人の割合は、金融商品全般に対する回答と比較してあまり差がない結果となった。
■アンケート調査概要
調査期間:2022年11月29日〜12月6日
調査対象:インターネットユーザー
回答数:549人(有効回答数:496人)
調査方法:WEBアンケート調査
配信方法:WEBアンケートツール(Fastask)