品川区は、公園に求められる多様なニーズに対応し、より魅力的な都市公園を創出するため、「Park-PFI」導入に係るマーケットサウンディング調査を開始。
現在、実施要領等を区のホームページへ掲載し、令和5年1月13日まで調査への参加者を募集しているという。
Park-PFI(公募設置管理制度)の導入検討について
https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/kankyo/kankyo-park/20221012221135.html
「Park-PFI」について
2017(平成29)年の都市公園法改正により新たに設けられた「公募設置管理制度」のこと。都市公園における民間資金を活用した新たな整備・管理手法として「Park-PFI」(略称:P-PFI)と呼称。
同制度では、飲食店・売店など公園利用者の利便の向上に資する公募対象公園施設の設置と、当該施設から生じる収益を活用してその周辺の園路、広場等の一般の公園利用者が利用できる特定公園施設の整備・改修等を一体的に行う者を公募により選定するという。
全国的に「Park-PFI」導入事例が増えており、品川区でも公園の新たな活用方法の一つとして検討しているとのことだ。
「Park-PFI」導入に係るマーケットサウンディング調査について
品川区では、公園に求められる多様なニーズに対応し、より魅力的な都市公園を創出するため、区立公園7公園における「Park-PFI」導入に向けた検討を実施している。
この「Park-PFI」導入に向けて、品川区はマーケットサウンディング調査を開始。マーケットサウンディング調査では、事業内容や事業スキーム等に関して、直接の対話により民間事業者の意見や新たな提案の把握等を行うことで、対象事業の検討を進展させるための情報を収集。対象公園に対する民間事業者の意見を事業検討段階で取り入れることで、事業者がより参加しやすい公募となるとしている。
現在、実施要領等を区のホームページへ掲載し、令和5年1月13日まで調査への参加者を募集。
調査終了後は、「Park-PFI」を活用して事業者の募集を行う予定であるとのことだ。