年末年始の外出意向が高い人は55.8%、低い人は6.1% 外出意向は高い結果に キリンHD、年末年始の行動・意識に関する調査を実施

キリンホールディングスは、20歳以上の2,386名を対象に、年末年始の行動・意識に関する調査を実施。

■ポイント
【年末年始の行動・意識調査】

調査結果

1.外出頻度・感染症への不安について

■10~11月の外出は週4日以上が60%超。12~1月に外出日数が増えると答えた割合は20代で45.7%
・10~11月の外出日数は週4日以上が60%超え。週6日以上も約40%となった。
・年末年始にかけて外出日数が増えると答えた割合は20代が最も多く、45.7%となった。20代は活動的な年末年始が予想される。

■外出する日数増加の理由は「ショッピング機会の増加」が1位。男性は仕事に関連するスコアが女性より高い
・外出日数が増えると回答した人に、外出機会の増加理由を尋ねたところ、「ショッピング機会の増加」(43.2%)が1位になり、女性は50.1%と半数を超えた。男性は「仕事の移動の増加」(19.6%)、「仕事の量の増加」(17.2%)が女性と比較してスコアが高い。
・年代が高いほど「ショッピング機会の増加」のスコアが高く、低いほど「友人や知人と会う」「離れた家族や親戚と会う」スコアが高い。

■外出意向は50%を超える。同時に感染症不安も60%を上回る
・外出意欲が強い方は全体の55.8%、低い人は6.1%と、外出意向は高い。
一方で感染症不安は60%以上の方が抱えている。外出意欲、感染症不安は、ともに年代が高くなるほどスコアが高い。

・感染症不安は、外出意欲が低い人より、外出意欲が高い人の方が大きい結果に。自由記述から、外出意向の高い人は行きたい場所・イベントが明確である一方、行き先の人の多さに対して不安を感じていることが伺える。

■感染症不安を感じるのは、「密な空間」や「感染者の増加」に起因。
男女差が最も大きいのは、「免疫力が落ちているとき」。女性の方が免疫を意識する傾向がある。
・感染不安は「街中で、大人数が密集している中を通るとき」をはじめ、密な空間にいるときにスコアが高い。また「感染者数が増えているとき」にも感染不安のスコアが高くなっている。
・全体的に感染症の不安は女性の方が強く感じている。特に「免疫力が落ちていると感じるとき」は男女で16%以上の開きがある。

■体調管理/感染症予防に対しては、基本的な対策が高スコア。免疫力に関する情報収集は4位。
・体調管理/感染症予防の考えや行動に当てはまるものは、1位「手洗い・うがい・マスクの着用」(92.7%)、2位「規則正しい生活」(59.6%)、3位「適度な運動」(37.0%)、4位「免疫力に関する情報収集」(16.2%)となった。「免疫力の情報収集」は、30~40代女性でスコアが高い。自らの健康管理だけでなく、家族を守る立場の人も多いと思われることから、高スコアになったと考えられる。

2.年末年始の行動について

■年末年始は「自宅で過ごす方」が1位。次いで「初詣」「国内旅行」。20代はアクティブな年末年始に
・年末年始に行いたいこと1位は「自宅でゆっくり過ごす」(21.8%)、2位は「初詣に行く」(20.6%)となった。3位の「国内旅行」(14.6%)は、全国旅行支援の影響も考えられる。20代は、イベント参加、スポーツ観戦、友人知人の家に行くなど、活動的な予定が多い。

■年末年始の外食は、4人以下での実施意向が強い。20代は実施意向が強く、約40%が具体的に予定
・年末年始の外食は、少人数(4人以下)での実施意向が62.5%と過半数を超えた。20代は外食の実施意向が強く、少人数・大人数共に約40%が具体的に予定を立てている。年末年始での外食を通じた交流増が予想される。

・「今したい外食」を尋ねたところ、男女ともに「隣の席との距離が十分である」(44.6%)がトップ。2位は「換気がしっかりしているお店」(39.9%)、3位は「個室」(36.7%)と感染症対策が重要視されている。年代が上がるほど、その傾向は強い。
・男性は「お酒を伴った外食」、女性は「料理が小分けででてくる」を好む傾向にある。
・20代は、「話題のお店」「コロナ禍前に行きたいと思っていたお店」などのスコアが高い。

キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献するとしている。

調査概要
「年末年始の行動・意識調査」
対象:全国20歳以上の男女 有効回答数2,386名
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年11月15日~11月22日
※四捨五入のため、合計値が必ずしも一致しない場合があるとのことだ。

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