アダストリアは、ヤマト運輸と、サステナブルなサプライチェーン実現に向けたロジスティクスパートナーシップ協定を本日締結したと発表した。
ファッション産業におけるサプライチェーンは、商品企画からデザイン、原材料の調達、商品の生産・調達、販売にいたるまでのサイクルが長く、また多くの企業は複数の国・縫製工場に生産を委託するなど様々な関係者が登場するため、複雑化している。
そのため、サプライチェーン全体の可視化・効率化と、物流と在庫の最適化、また流通過程でのGHG排出量の可視化・削減が課題となっている。
今回、原材料の調達から商品の生産、オムニチャネルでの販売にいたるまで、国内外に広がるアダストリアのサプライチェーンにおける物流のあり方、在庫の持ち方を見直すことで、GHG排出量の削減を図り、経営に対してより効果的なロジスティクスを構築、2023年中に一定の成果を上げることを目指すという。
アダストリアが持つファッション産業のサプライチェーンの知見と、ヤマト運輸の国内外に広がる物流インフラとロジスティクスのノウハウを活用し、他のファッション企業などとも協力しながらサステナブルファッションの実現・拡大に向けて取り組んでいくとのことだ。