インテリックス、脱炭素推進支援ローン(シンジケーション方式)契約を締結 組成総額は15億円

リノベーション事業を手掛けるインテリックスは、2022年12月16日付で三菱UFJ銀行をアレンジャーとする脱炭素推進支援ローン(シンジケーション方式)契約を締結したと発表した。

■契約締結の目的

同社は、先般発表した中期経営計画に基づく省エネ関連領域とDX関連領域における積極的かつ先行的な事業展開において必要な資金需要に対し、機動的かつ安定的な資金調達枠を確保し、より一層の財務基盤の強化を図ることを目的に同契約を締結しているという。

■シンジケートローンの概要

リコシス(同社子会社)による、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)認証が取得可能な省エネリノベーション「エコキューブ」、FLIE(同社子会社)による不動産直販プラットフォーム「FLIE」を通じたDX関連における取組が、SDGsに貢献するという評価をされ、複数金融機関のシンジケーション形式による事業支援につながったという。

組成総額:15億円
契約締結日:2022年12月16日
アレンジャー:三菱UFJ銀行
参加金融機関:三菱UFJ銀行/鳥取銀行/香川銀行/秋田銀行/高知銀行/東銀リース
資金使途:省エネ関連事業・DX関連事業を中心とした運転資金

■脱炭素推進支援ローンについて
脱炭素推進支援ローンとは、三菱UFJ銀行と三菱UFJリサーチ&コンサルティングが開発した「脱炭素推進支援プログラム」ツールを用いて、脱炭素推進に関する取組を診断し、脱炭素の取組推進に向けたソリューションを提供する融資商品。

インテリックスは同契約の締結により、省エネリノベーション「エコキューブ」や「FLIE」による不動産流通のDX化といったSDGsにつながる取組を一層強化することで、企業ビジョン「すべての人にリノベーションで豊かな生活を」の実現に向けた、サステナブル経営をさらに加速させていくとしている。

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