札幌市教育委員会とセガは、「札幌市立高校におけるデジタル人材育成に向けた連携協定」を本日締結したと発表した。

左から、札幌の学校教育キャラクター「ゆっぽろ」、札幌市教育委員会教育長の檜田英樹氏、セガ上席執行役員の瀬川隆哉氏、セガのキャラクター「ぷよぷよeスポーツくん」

同協定は、札幌市立高校において、プログラミング教育等を通じてデジタル時代に必要とされる資質・能力の育成を図るとともに、eスポーツの教育的活用等を通じて新しい時代をけん引するデジタル人材の育成し、札幌市におけるDXの推進やデジタル産業の振興に寄与することを目的としているという。

取り組みの第1弾として、市立札幌開成中等教育学校で4年生の生徒を対象に、『ぷよぷよ』のソースコードを使って学ぶ教材「ぷよぷよプログラミング」を用いたプログラミング特別授業を本日実施。

講師は「ぷよぷよ」シリーズのジャパン・eスポーツ・プロライセンス保有選手であるぴぽにあ選手が務めたという。

「ぷよぷよプログラミング」特別授業の様子

今後の取り組みとして、「ぷよぷよプログラミング」を活用した特別授業や学習指導要領に対応した副教材を用いた授業、市立旭丘高校数理データサイエンス科におけるeスポーツを題材にしたスタッツ分析および研究での協力、また、eスポーツ部の支援として、プロ選手によるコーチングの実施を予定しているとのことだ。

なお、セガが自治体の教育委員会と連携協定を締結するのは今回が初となる。

■連携・協力事項
1.プログラミング教育やデータサイエンス等のデジタルスキル教育
2.eスポーツ部の活動支援
3.eスポーツの教育活用に向けた支援
4.その他、前条に掲げる目的達成のために必要と認められること