マイナビが運営する、高校生の進路選択に関する調査研究・情報発信専門サイト「マイナビ進学総合研究所」は、全国の高校生を対象とした「2022年高校生のトレンド調査」を発表した。

「2022年高校生のトレンド調査」

■高校生が思う2022年の世相を表す漢字は、2年連続で「楽」がトップ

2022年の「漢字」では、前年に引き続き「楽」が1位に。

「忙」「疲」「病」といった後ろ向きな印象の漢字が多くランクインした2021年と比べ、今年は「幸」「努」「進」「新」など、全体的に前向きな印象の漢字が上位に並び、新型コロナウイルスの影響による行動制限が緩和したことにより、高校生のマインドが前向き、且つ活動的になった様子がうかがえる調査結果となった。

【左】高校生が思う、2022年の「漢字」【右】高校生が思う、2021年の「漢字」

■今年、背中を押された楽曲はアニメ人気を受け、Ado「新時代」が1位に

「今年、背中を押された楽曲」は、アニメの主題歌が上位に名を連ねた。「アニメ」は「今年、一番ハマったこと」ランキングでも2位にランクインしており、「今年、一番『推し』たもの」ランキングにおいてもアニメ関連のキャラクターや作品が多くランクインしていたことから、高校生にとってアニメは興味関心の的であることがわかる。

人気キャラクターへの「推し活」なども波及効果の高さを感じる結果となった。

今年、背中を押された楽曲

■一番良い影響を受けたニュースは世界的大会の影響受け「サッカー関連」が1位に

そのほか、「今年、一番良い影響を受けたニュース・出来事」では、世界的サッカー大会開催の影響を受け「サッカー関連」が24.8%で1位となり、次いで「コロナ関連」が2.2%、「大谷翔平選手の活躍」が2.2%となった。

「『今年の顔』」ランキングにおいても大谷翔平選手が1位になったことから、「スポーツ」も高校生の興味関心の的となっている様子わかったとのことだ。

一番良い影響を受けたニュース

なお、「今年、一番ハマったこと」「今年、一番『推し』たもの」「『今年の顔』」ランキングの結果はマイナビ進学総合研究所より確認可能となっている。

【調査概要】
調査主体:マイナビ『マイナビ進学総合研究所』
調査方法:メールにて調査告知を行い、WEBフォームにて回答
調査回収期間:2022年11月25日~2022年12月4日
調査対象者:マイナビ進学会員の高校生
有効回答者数:1,930名
調査内容:
●2022年今年の「漢字」/今年買ったものの中で/一番高価だったもの
●今年、やり残したこと/来年やりたいこと/高校卒業後にやってみたいこと
●今年、放課後や休日に遊びに行った場所・スポット/今年、放課後や休日に「一番」遊びに行った場所・スポット
●今年、一番良い影響を受けたニュース・出来事/今年、背中を押された楽曲
●よく利用しているSNS/今年、一番「推し」たもの(人、グループ、アニメ、キャラなど)
●今年、一番ハマったこと、「今年の顔」

<参考>
マイナビ進学総合研究所『2022年高校生のトレンド調査