丸井は、ミツウロコグリーンエネルギー(以下、ミツウロコ)、JA三井エナジーソリューションズ(以下、JA三井)と、オフサイトコーポレートPPAの構築に共同で取り組むことを発表した。
同事業は、丸井が所有する東京都内の2施設に、JA三井が東京電力管内5か所で新規開発する太陽光発電所において発電される再生可能エネルギー由来の電力を、ミツウロコが供給するもので、経済産業省が公募する「需要家主導による太陽光発電導入促進補助金(※)(令和4年度予算)」に採択されたという。
コーポレートPPAとは、需要家が小売電気事業者を介して、発電事業者から長期間・固定価格で再生可能エネルギー電力を調達する方法。
オフサイトコーポレートPPAは、需要家側で再エネ発電設備導入の初期費用がかからないこと、需要家の敷地外に発電設備を設置するため自社の敷地面積などに影響されず発電量を確保することができることから、企業の効率的な再エネ電力の調達に寄与する仕組みとなる。
3社は、今後も脱炭素社会の実現に向けて再エネ電力の導入拡大を目指していくとのことだ。
※ 2030年の長期エネルギー需給見通しや野心的な温室効果ガス削減目標の実現に向けて、需要家が発電事業者と連携することなどにより行う太陽光発電設備の導入に要する経費の一部の助成。