impact.com、2022年のビジネス総括を発表 新規クライアントの獲得、日本を含むグローバルビジネスの拡大など

パートナーシップマネージメントプラットフォームのグローバルリーディング会社である impact.comは、2022年のビジネスの大きな成長要因と今後のポイントとして、新規ダイレクト及びエージェンシークライアントの獲得、$100M(日本円:約137億円)の追加投資、ヨーロッパと日本を含むアジアにおける新規オフィス開設、米ウォルマートのコンテンツクリエイターポータル「Walmart Creator」 の協業、Adobe Commerce や BigCommerce、他多数の企業とのテクノロジー連携に関する詳細を発表した。

2022年における新規ダイレクトクライアントは、 Osmo, Rothy’s, Sam Edelman, The Sill, ZeroWater、など500を超え、また67のエージェンシーパートナーを迎えることができたという。

直近四半期の終盤時点では、ARR と GTV(パートナーへの合計支払い額指標) はいずれも昨年比35%成長を記録しているとのことだ。

その他にもパブリッシャー向けブランドコンテンツプラットフォームの Pressboard の買収を発表。Pressboard は、例えばパブリシャー向けには成果報酬型広告におけるエラーリンクの自動検知とリプレイスといった機能や広告主へは類似性のあるキャンペーンデータから提示されるベンチマーク指標やパートナーシップの獲得拡大や最適化、アプリ内メッセージによるカスタマーサポートなど多数の利便性の高い機能を提供しているという。

また、東京およびミラノ、パリにオフィスを新規開設、ニューヨークと南アフリカ・ケープタウンは新オフィスへの増設を行ったとしている。

impact.com の CEO、David A. Yovanno は次のように述べている。

粘り強さが重要だった2022年、一人一人の社員メンバーがクライアントや会社の成長に貢献してくれたことを誇りに感じており、それは2022年の大きな成功の反映です。また impact.com の継続的な成長は、パートナーシップエコノミーが世界中のブランドに支持されていることの証明でもあります。この業界は大きな投資とテクノロジー進化の渦中におり、ブランドやエージェンシー、パブリッシャーへのスケールを持った売上拡大とそれぞれの顧客との関係構築を支えることができていると思います。2023年を見据え、ブランドが従来の広告手法とは違うアプローチでユーザーとエンゲージを持てるよう更なるサポートを行なっていければと思います。

テクノロジー面では、impact.com は Chargebee や Stripe などとキーとなる複数のインテグレーションを発表。

これらのチャネルパートナシップにおける重要な追加連携は、主要 E コマースプラットフォーム連携へのニーズの急拡大が背景にある。現在、impact.com の1,000を超えるクライアントが、Shopify、BigCommerce、Segment、Branch とのトラッキング連携を利用しているとのことだ。

また impact.com はマーケティングインテリジェンスカンパニーの WARC と協力し、ブランドとインフルエンサーの関係についての内容を盛り込んだ industry research with WARC を発表。

このリサーチはマーケターとインフルエンサー間におけるギャップやメリットが合わさっているポイントなどを浮き彫りにしており、効果的で価値のあるパートナーシップを模索するためのガイドを提供しているという。

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