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⼿帳や⽣活実⽤書、児童書などを発⾏している⾼橋書店は、全国の10~60代1,000人を対象にした手帳に関する意識調査を実施し、「手帳白書2023~暮らしと手帳のすゝめ~」を発表した。
■手帳の使い方の変化
【2022年、手帳メインユーザーのうち、スマートフォンアプリなどと併用する人は93%】
手帳をメインに使うユーザーのうち、スマートフォンアプリやPCツールなど、その他のスケジュール管理ツールも併用している人は93%という結果となった。
併用する理由は、「手帳とアプリそれぞれに利点があるから」と回答した人が62.9%で最も多く、次いで「公私の予定を分けたい」という理由も34.2%となり、書き込む予定の種類やシーンによって使い分けが行われていることがわかる。
■テレワーク×リアルのハイブリッド環境での手帳の使い方に関する調査
【手帳ユーザーはその他ユーザーに比べて、スケジュール管理のトラブルが14%も少ない】
時間の使い方でトラブルを感じている人へ、コロナ禍前後を比べて「予定のダブルブッキングが増えたか」を聞くと、手帳ユーザーは61.4%、その他ユーザーは75.4%で手帳ユーザーが14%少ない結果となった。
テレワークでデジタル上でのやり取りが増えたことにより「予定を詰め込まれる」などの弊害が生まれている中、手帳ユーザーは他ユーザーに比べトラブルを回避できていることが判明。
■旅の思い出と手帳に関する調査
【手帳ユーザーは旅の思い出を振り返る傾向がある。さらに1.6倍以上が、複数人の旅行でも自分だけの特別な思い出があると回答。】
「過去の旅を思い出すことがあるか」の質問では、旅に手帳を持っていかない人の72.9%が「あてはまる・どちらかといえばあてはまる」と答えたのに対して、持っていく人では同様に答えた人は93.1%で、その差は20.2%に。
旅に手帳を持っていくことで、振り返りの機会が多くなることがわかる結果となった。
さらに、「複数人で行った旅行でも、自分だけの特別な思い出があるか?」に対して「あてはまる・どちらかといえばあてはまる」と答えた人は、旅に手帳を持っていく人で69.9%、持っていかない人で42.6%と1.6倍以上の割合になる結果に。
旅に手帳を持っていく人のほうが、自分だけの特別な思い出を作ることができていることが明らかになりました。旅行が増えることが予想される2023年では、旅に手帳を持っていくことが特別な思い出作りの鍵になるかもしれません。
<調査概要>
調査内容:手帳に関するアンケート
調査対象者:性別:男女/年齢:16歳~69歳
調査数:1,000人(手帳メインユーザー500名/その他ユーザー500名)
設問数:45問
調査期間:2022年11月18日~20日
<参考>
⾼橋書店『手帳に関するアンケート』