スキマバイトサービス「タイミー」を提供するタイミーは、群馬県と業務提携契約を締結したことを発表した。
同契約では、地方で「働く」体験を通じて第二の故郷を見つけられるサービス「タイミートラベル」を活用した、新たな関係人口創出と移住促進に向けた県内初の実証事業に取り組むという。
同取り組みは、みなかみ町を受入自治体と設定し、群馬県・みなかみ町・同社の三者連携の実証事業として実施するとのことだ。
■取り組みの内容
・タイミートラベルを通じた就業体験
みなかみ町にて「みなかみ町特定地域づくり事業協同組合(※)」と連携し、タイミートラベルを通じて、同組合の登録事業者である道の駅や、老舗旅館、スキー場、飲食店での就業体験を提供。
・現地住民との交流機会
滞在中にみなかみ町移住コーディネーターや移住者との交流機会を設け、地域で暮らすことの魅力やイメージを伝える。
・「ぐんま暮らし支援センター」との連携
東京都千代田区有楽町のふるさと回帰支援センター内の「ぐんま暮らし支援センター」とも連携し、就業体験後にも継続した移住支援を行うことで、群馬県みなかみ町における関係人口の拡大、ひいては将来的な移住促進につなげることを目指すとのこと。
■受入予定の事業者
・道の駅水紀行館
・そば処角弥
・蛍雪の宿 尚文
・ほうだいぎスキー場
※ 特定地域づくり事業協同組合制度とは、人口が急減している地域で、農林水産業、商工業等の地域産業の担い手を確保するため、季節毎の労働需要に応じて複数の事業者の事業に従事するマルチワーカーに係る労働者派遣事業等を行う事業協同組合に対して財政支援などが受けられる制度。