次世代食のフードテック事業NinjaFoods（ニンジャフーズ）を展開するSydecas（シデカス）は、海藻の一種である「あかもく」を未利用資源のひとつとして捉え、次世代スナックの開発に着手したと発表した。
同社は、独自の技術で蒟蒻をペースト状に保った素材”NinjaPaste”を次世代食材として活用し、「すべての人が制限なく美味しい食を楽しめる世界」の実現を目指しているという。
NinjaPasteは、他の素材に混合することで、対象の繊維を補強し蒟蒻ゲルを形成。強力な結着成形を実現するため、小麦グルテンや卵、水飴類を使用せず、素材の良さを活かし食物繊維豊富な食品の成型が可能。
今回のスナック開発は、海苔や昆布といった日本食に伝統的に使用される海藻類を活用する次世代のヘルシースナック開発プロジェクトの一環で、NinjaPasteと掛け合わせ、日本食の新たな可能性を探るとのことだ。
