無印良品の住空間事業部門を担うMUJI HOUSEは、再生した団地住戸を5戸発売することを発表した。
同社は、住む人の自由な暮らしの実現のため、戸建・賃貸住宅、リノベーションだけでなく、2021年より古くなった団地やマンションを買取り、再生して販売する事業を実施。
近年、新築・中古マンションの価格高騰が続いており、多くの人にとって住まいの選択肢が限られる状況とも言える中、リーズナブルでありながら、「良い住まい」を体験できる同事業を今後拡大させ、2023年には年間50戸、2024年以降年間100戸供給を目指していくとのことだ。
■発売物件一覧
団地名:永山3丁目第二住宅
所在地:東京都多摩市永山3丁目
特長:
中層型の団地でよくみられる間取りをリノベーション。対面式のキッチンにすることで現代の暮らし方にも合うようにプランニング。外壁面と天井に断熱材を入れ、窓にはインナーサッシを取り付けることで室内の温熱性能を向上している。
団地名:宮向団地
所在地:神奈川県横浜市神奈川区羽沢町
特長:
団地特有の壁式構造で変えることのできない壁を生かしながら、間取りを整えている。天井と外壁面には断熱材を入れ、窓にはインナーサッシを設けることで一般的に寒暖差が大きくなりがちな最上階の住戸の温熱環境を改善。南側の窓から入る暖かな光と、気持ちよく抜ける風を感じられる団地の良さを生かした部屋となっている。
団地名:片倉台住宅
所在地:神奈川県横浜市神奈川区片倉1丁目
特長:
部屋の中心にキッチンを配置し、リビングとダイニングを緩やかにつながっている。キッチンを対面式にすることで、家族の様子を見ながら料理することが可能に。LDKの一部を無印良品のユニットシェルフで間仕切ることで、テレワークスペースや子ども部屋としても活用可能。
団地名:湘南ライフタウン駒寄第二住宅
所在地:神奈川県藤沢市大庭5683番地
特長:
天井と外壁面には断熱材を入れ、窓にはインナーサッシを設けることで一般的に寒暖差が大きくなりがちな最上階の住戸の温熱環境を改善。窓が多く広さのある住戸だが、ライフスタイルに合わせて快適に住むことができる。
団地名:習志野台中央ハイツ
所在地:千葉県船橋市習志野台2丁目
特長:
玄関土間、ホールをコンパクトにしてお部屋を広くとれるようプランニング。キッチンは MUJI×UR団地リノベーションプロジェクトで開発した、「組合せキッチン」を採用。つくり付けの収納を設けていないキッチンなので、使う方に合わせて自由にカスタマイズ。
なお、詳しい物件概要は無印良品のリノベーションホームページより確認可能とのことだ。