スターバックス、若者のLGBTQ+理解促進へ500万円の寄付を実施 全国の学校で出張授業も開催

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スターバックス コーヒー ジャパンは、若者のLGBTQ+理解を促進し、安心・安全な学校環境をつくることを目的とした「レインボー学校プロジェクト」を通じて、2022年9月に5,000,000円を認定NPO法人ReBit(以下、ReBit)に寄付したことを発表した。

レインボー学校プロジェクト

同寄付金により、スターバックスはReBitと共に、2022年11月から全国の学校へ多様な性について考える授業を提供。

また、スターバックスはwork with Pride(ワーク・ウィズ・プライド)が主催する、企業や団体の性的マイノリティに関する取り組みを評価する「PRIDE指標2022」において、最高評価である「ゴールド」を2年連続で獲得したとのことだ。

■「人と違っても大丈夫」スターバックスのバリスタが学生に伝える「レインボー学校プロジェクト」

同プロジェクトは、多様性をテーマにレインボーをモチーフとした商品を期間限定で販売し、その売上の一部をLGBTQ+ユースのサポートのために寄付する取り組み。

プロジェクト実施3年目となった2022年は、4月から8月まで2つのレインボーカラーグッズ『ステンレスボトル355ml NOFILTER』と『コールドカップタンブラー710ml NOFILTER』をオンラインで販売。

多くの賛同により、全国の小学・中学・高校・大学にて、5,700名以上の学生や教育関係者へ、スターバックスのバリスタを含めたLGBTQ+当事者やアライ(LGBTQ+を理解し、支援する人)が自分の経験を語る出張授業を2022年11月から2023年2月にかけて提供しているという。

参加した学生からは、「これからは自分を認めて生きていきたい」「自分も多様で、グラデーションの中のひとりであることが実感できた」との声が寄せられており、実施校では制服や髪型など校則の見直しの動きも報告されているとのことだ。

なお、同プロジェクトは、共感した利用者が支援に参加できる仕組みやスターバックスの「誰もが自分の居場所と感じられる文化」を店舗から学校へ広げる取り組みであることが評価され、「PRIDE指標2021」のベストプラクティスを受賞している。

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