東芝データと、大分県中津市を中心に3店舗を展開するスーパー細川は、大分県の県内事業者のDXの取組みを支援する「おおいたDX共創促進事業(湧く沸くDXおおいた)」の採択事業として、AI提案型健康増進プログラムの実証実験を本日より開始すると発表した。
同プログラムは、東芝テックの電子レシートサービス「スマートレシート®」と、リンクアンドコミュニケーションが開発・運営するAI健康アプリ「カロママ プラス」を連携させ、スーパー細川で買い物した人の購買データと「カロママ プラス」に記録した食事データをもとに栄養素解析を行い、その人にあった健康増進に役立つ商品や運動コンテンツ等をAIから推奨する提案型健康増進プログラム。
「スマートレシート®」から得られるレシートデータと、「カロママ プラス」に記録された実際の食事データや体重・歩数などのバイタルデータを連携し、食事内容を栄養素分解した結果に基づいて最適な情報をAIが提案するという。
栄養バランスを考えたレシピや健康増進に役立つ食品や商品のレコメンド、運動メニューなど健康コンテンツや地域イベントへの参加案内など役立つ情報を届けることで、スーパー細川が掲げる理念「毎日の健康をお届けし、長く暮らしやすいづくりへ」の実現を目指すとのことだ。
なお、この仕組みは、大分県内の展開はもとより全国のスーパー・自治体にも拡大していく予定だとしている。
■実証実験概要
期間:
2022年11月28日~2023年2月28日
対象店舗:
スーパー細川 万田店、沖代店、豊前店