パナソニック インダストリーは、ステークホルダーとの接点強化、顧客体験価値向上を目的に、同社の新しい“顔”となる拠点を東京・虎ノ門に設立することを発表した。

虎ノ門ヒルズステーションタワー

同社は、パナソニックグループの事業会社化(持株会社化)により2022年4月に創業して以来、事業会社として、さらなる専鋭化(※)により競争力を強化していくことで、2030年にありたい姿として定めたビジョン「未来の兆しを先取り、お客様と共に社会変革をリードする」の実現に向けた取り組みを推進しているという。

今回の新たな拠点設立は、その施策の一つとのことだ。

また人財戦略として、同社が何よりも重要と考える「人」を大事にした「人を中心に据えた経営」の実践のため、誰もが挑戦し、成長できる仕組みづくりを進めてきたという。

新たな拠点ではこの取り組みをさらに加速させ、場所や時間を選ばない働き方で、オープンにステークホルダーとつながり、新たな価値創造を推し進めるオフィスづくりを目指すとしている。

■設立の目的
・各ステークホルダー(顧客・関係先・求職者等)との接点強化と体験価値向上
・社外の研究者、技術者との協業による新たな価値創造
・新しい働き方ができる最先端のオフィスを創造(進化し続けるオフィスモデル)
・採用活動の主力拠点

■主な機能
・ショウルーム:同社の技術や商品を搭載したソリューションが描く未来を体験
・オープンラボ:社外の研究者、技術者との協業による技術開発のための実験室
・コラボスペース:ステークホルダーとの自由でオープンな交流スペース

■概要
名称:パナソニック インダストリー 東京拠点(仮称)
所在地:虎ノ門ヒルズ ステーションタワー22階、23階(2023年7月竣工予定)
オープン時期:2024年2月1日(予定)
フロア面積:約6,800㎡(2フロア合計)
入居部門:R&D部門、マーケティング部門、各事業部門、スタッフ部門

※絞り込んだ領域で競争力を徹底して磨き上げる姿を示す造語