男性の心と体をケアする健康食品・化粧品の通信販売を行う京福堂は、社員が読まなくなった本を会社で買い取り、社内図書に追加し全社員で共有する新たな福利厚生「リユースBOOKシェア制度」を開始すると発表した。
リユース市場の認知拡大・ニーズの高まりを受け、同社は、CO2削減に貢献可能なリユース品の活用に関する意識調査や、社員満足度の向上に向けた社内制度の充実・新設に注力しているという。
その中で、「読み終えた本はどうしていますか?」というアンケート項目に対して、「古本として売る」「廃棄・処分する」「取っておくが、置き場所に困っている・捨てるかどうか迷う」という回答が多数寄せられたことをきっかけに、同制度を新設することを決定。
読書の習慣がない社員にも気軽に社内図書を利用してもらうことで、従業員満足度の向上を図るとしている。
また、読書の習慣の促進を図ると同時に、自宅で眠ったままになっている本を廃棄・処分するのではなく社内図書として会社が買い取ることで、リユース品の有効活用によるCO2削減を目指していきたいとのことだ。