不動産売買のプロが分かるサイト「おうち売却の達人」を運営する全国不動産売却安心取引協会は、40歳以上70歳未満の男女全国4,000人を対象に「空き家」について調査を行い、結果を公表した。
総務省統計局が5年に1度実施している「住宅・土地統計調査」（平成31年4月26日発表）によると、空き家数は全国の住宅の13.6%（846万戸）も占めていていることがわかっている。
そこで、「自身または配偶者が所有している空き家はあるか？」と尋ねたところ、「ある」が11.4%、「ない」が88.6%となった。
また、「ある」と回答した457人に「所有している空き家のある場所」を尋ねたところ、「地方都市」が41.1%で最多となり、以下「それ以外」が13.1%、「5大都市以外の政令指定都市）」が12.9%、「東京23区」が9.4%、「5大都市」が9.0%、「山間部」が8.5%、「首都圏の主要都市」が5.9%と続いた。
続いて「空き家のままにしている理由」を尋ねたところ、「解体はお金がかかる」が25.4%で最多となったが、「売却したくても買い手がいない」が23.2%、「活用したいが、どうしてよいかわからない」が23.0%、「今後住む予定がない」が22.5%でほかの回答も目立つ結果に。
そこで、「その空き家について不動産のプロに相談するなら、何を一番相談したいか？」と尋ねたところ、「売却したい」が36.5%で最多回答にとなり、次点の「何かに活用したい」17.1%を20ポイント近く引き離した。
【調査概要】
調査期間：2022年10月27日～28日
調査手法：インターネット調査
調査対象：40歳以上70歳未満の男女全国
有効回答者数：4,000人
調査機関：Freeasy
※本リリースの調査結果をご利用いただく際は、「おうち売却の達人 調べ」とご明記ください。
＜参考＞
おうち売却の達人『「空き家」についての調査』