コスモ石油マーケティングと神奈川県厚木市は、厚木市内の公共施設37施設に実質再生可能エネルギー由来の電力(以下、実質再エネ電力)を供給開始することに合意したと発表した。
厚木市は、2050年までに二酸化炭素排出量ゼロを目指す「厚木市ゼロカーボンシティ」を表明しており、この取り組みの実現に向け、今回、厚木市本庁舎および小中学校36校にコスモ石油マーケティングの電力プラン「コスモでんきビジネスグリーン」を導入するという。
「コスモでんきビジネスグリーン」は、コスモエネルギーグループのコスモエコパワーが発電する風力電源に紐づくトラッキング付非化石証書を組み合わせた実質再エネ電力プラン。
この導入により、厚木市内37施設の年間使用電力量約820万kWh(※)(厚木市所有施設における総電力使用量の約34.1%に相当)が実質再エネ電力に切り替わり、年間約3,215トンのCO₂排出量を削減することが可能とのことだ。
コスモ石油マーケティングと厚木市は今後も、より一層の環境負荷軽減を図り脱炭素社会の実現に向け、さまざまな取り組みを協議、継続していくとしている。
※ 2021年度の使用電力量実績