ソニーネットワークコミュニケーションズスマートプラットフォーム株式会社は、11月10日「MEEQ AI 文字起こし」(以下、MEEQ)の提供開始を発表した。IoTデバイス等から送信された音声データをAIが処理するサービス「MEEQ AI」シリーズの第2弾になる。

サービス概要

「MEEQ AI 文字起こし」では、MEEQ SIMを通じてIoTストレージにアップロードした音声データをAIが処理し、テキスト化されたデータとして取得できる。

※MEEQ:ユーザーが直感的に扱える操作画面で、簡単にIoT 向け通信サービスを購入・決済・登録・管理ができるNoCode IoT/DX Platform https://www.sonynetworksmartplatform.co.jp/meeq/

すでにさまざまなAI文字起こしサービスが登場しているが、MEEQはインターネットから分離されたセキュアな通信環境での文字起こしシステムが容易に構築できるため、IoTサービス事業者の音声認識サービス提供、企業や行政での音声・通話を利用した業務DX化等に活用できるという。
MEEQ AI:https://www.sonynetworksmartplatform.co.jp/meeq/ai.html

図1.MEEQデータプラットフォームと連携するMEEQ AI

またテキスト化されたデータをAPI経由で取得することで、音声認識を応用したサービスの構築も可能となる。

参考:MEEQ AI利用サービス第1弾「炎検出β」:https://www.sonynetworksmartplatform.co.jp/news/20220614/

「MEEQ AI 文字起こし」の特徴

特徴は以下のとおり。

●多様な音声データに対応
mp3・wav・flac・ogg・amr・webmの6種のファイル形式に対応
●話者識別
話者を自動的に識別し、文字起こしデータに付与(最大10名まで)
●時間表示
発話ごとに自動的に発言時間を付与
●閉域による通信
MEEQ閉域ネットワークを経由することで、特別な認証の仕組みを用意することなくセキュアなデータのやり取りが可能
●データ容量制限
1ファイルにつき1GBまで

 

図2.文字起こし概念図

 

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