博報堂と博報堂DYメディアパートナーズは、今年度よりワークスタイル変革の取り組みの一環として社員の自主的な「学び」を支援するため、さまざまな学習の場や研修プログラムを提供する『リスキリング支援』施策を実施したことを発表した。

これまでの研修に加え、全社員対象の「リスキリング支援」施策として、社員への事前調査をもとにニーズが高かったという約200種の社外研修プログラムを新たに用意したところ、全対象者4,603人の半数以上である54%の社員が自主的に受講したという。

年代別総人数あたりの申請人数では、20代が64%で最も多く、次いで30代が55%という結果に。

40代、50代は、一人当たりの申請件数が全体平均よりも高く、またどの年代においてもリスキング意向は高く、多くの社員が繁忙の中でも成長したいという高い成長意欲を見せたとのことだ。

申請人数/年代別総人数/申請件数
申請人数/年代別総人数/申請件数

ニーズの高かった研修プログラムカテゴリは、語学(英語)、時事ニュース、ビジネススキル全般(ビジネススキルの網羅的な学習)、Excel/Powerpoint、システム・データ・プログラミング、経営管理、デジタルマーケティングで、DX領域の業務ニーズの高まりの他、「学び」のニーズが広告ビジネスにとどまらず、ビジネス領域全般に拡張している様子がうかがえるという。

ニーズの高かった研修プログラムカテゴリ

両社は、社員の自主的な「学び」を支援するため、来年度以降も継続して『リスキリング支援』施策を実施していく予定だとしている。

■同施策の概要

▼対象者:
博報堂、博報堂DYメディアパートナーズの社員・契約社員 合計4,603人(2022年11月現在)

▼申請者数:
申請件数:6,636件
申請者数:2,478名:全対象者の約54%
一人あたりの申請件数:約2,7件