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横浜市、初となるESG債(サステナビリティボンド)を12月に発行 ESG債として30年債発行は政令市初

神奈川県横浜市は、企業によるESG投資への関心の更なる高まりなど、金融市場および機関投資家のニーズを踏まえ、同市初となるESG債(サステナビリティボンド)の発行を12月に予定していることを発表した。

ESG債として30年債を発行するのは政令市で初めてとなる。なお、今回は機関投資家向けの発行とのことだ。

発行概要

ESG債は、環境課題や社会的課題の解決に向けた事業への資金を調達するために発行するもの。

同市は、ESG債の一種で、温暖化対策をはじめとする環境課題の解決を目指すグリーンプロジェクトと、衛生・教育・福祉などの社会的課題の解決を目指すソーシャルプロジェクトの両方に調達資金を充当するサステナビリティボンドを発行する。

サステナビリティボンドについて

この発行により、同市の環境・社会的施策を広くPRするとともに、市場におけるESG投資や環境施策への投資に対する関心の高まりを捉えることで、安定的な資金調達や市債への投資家層の拡大が期待されるという。

さらに、5年債と30年債の2年限を同時に発行することにより、多様な投資家層のニーズに応えることができるとしている。

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