はじめてのキャリアを選ぶ、就活サイト「ONE CAREER」を運営するワンキャリアは、2024年卒の学生に向け「夏季インターンシップに関するアンケート」を実施し、結果を公表した。
(1)61%以上の学生が、6社以上の企業インターンシップに参加。
回答者のうち、参加した企業インターンシップの社数が「6-10社」が35%、「11-15社」が18%、「16−20社」が6%におよび、24卒で既に就職活動に動き出している学生は、早期から意欲的であることが読み取れる。
(2)46%の学生が、「複数日程のインターンシップに参加したのは1社以下」と回答。
「複数日程実施のインターンシップへの参加」について質問したところ、27%が「1社参加」、18%が「2社参加」、19%は「参加していない(1dayインターンのみ参加)」という結果であり、学生が参加するインターンシップの多くは1day(1日完結型)であることが明らかとなった。
(3)「オフラインで実施されたインターンシップに参加したことがある」学生が全体の68%を占め、2023年卒と比較して2倍以上に。
「オフラインで実施されたインターンシップに参加したことがある」という回答は、全体の68%を占める結果に。
昨年同時期に2023年卒向けに実施した調査では「オフラインで実施されたインターンシップに参加したことがある」という回答が全体の30%だったことを踏まえると、就活イベントにおけるオフラインへの回帰が鮮明となった。
(4)インターンシップの実施形式について「オフライン実施が良い」と回答した学生が全体の58%。オフライン形式への評価が高い。
インターンシップの実施形式について、「オフライン実施が良い」と回答した学生が全体の58%を占めた。
採用イベントもオンラインとオフライン両方経験がある2024卒学生だが、オフライン形式の方が高評価であることがわかる。
(5)オフラインインターンシップに参加する目的は「職場の雰囲気を理解すること」 オンラインインターンシップに参加する目的は「企業理解」
オンライン・オフラインそれぞれの参加目的について尋ねたところ、オンラインとオフラインを使い分け、社風の理解や業界理解を行うことで、情報収集を効率的に行っていることが明らかとなった。
オフライン形式のインターンシップに参加する目的については、「企業の社風や職場の雰囲気を知れる」が74%を占めた。実際に社員が業務に従事している姿など「画面からは見えない部分」を見れることが好評価を得る結果に。
一方、オンライン形式のインターンシップについては、「企業理解をより深められると感じる」という回答が全体の89%でした。事業内容や業界知識に関する講義を受け、質問の機会などで疑問を解消することが満足度向上につながっていることがうかがえる。
(6)インターンシップ選考に不合格だった場合も「再度受けたい」と考える学生が87%。
「インターンシップに応募した企業のうち、選考結果が奮わず参加できなかった企業の、今後の選考への意欲」を質問したとこえろ、「再度選考を受けたい」「企業から案内があれば選考を受けたい」という回答が全体の87%となった。
「成長した姿を見せてアピールしたい」「インターンシップ選考の経験が本選考にも役立つと思うから」といった前向きな理由が挙げられており、夏季インターンシップを練習として、本選考に向けて成長を図る学生が多数を占めている。
【調査概要】
調査名:夏季インターンシップに関するアンケート
調査期間:2022年9月10日〜9月13日
調査機関(調査主体):株式会社ワンキャリア
調査対象:2024年卒の大学生
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数:414
<参考>
ワンキャリア『夏季インターンシップに関するアンケート』