ヤマハ発動機は、同社安全ビジョンとして「人機官能×人機安全」を新たに定めたと発表した。
同社は、「人機官能」という独自の開発思想を持っているという。これは、「人」と「機械」を高い次元で一体化させることにより、「人」の悦び・興奮をつくりだす技術。「人機安全」とは、「人」と「機械」が、相乗作用で高度な安全を実現するという考え方であるとのことだ。
「人機官能×人機安全」は、「技術」「技量」「つながる」を軸にした安全をもとに、ユーザーが楽しみながらその能力を高められることで得られる喜びや感動を提供し、ユーザーと共に「事故のない社会」を目指すというヤマハ発動機独自の考え方を表現したものであるとのことだ。
同社は、本年2月発表の中期経営計画(2022~2024年)から、サステナビリティを新たな柱として加え、社会価値を高める非財務指標を重視しているという。
その中で、新しいモビリティ社会での価値創出を目指し、”人と繋がる伸びやかな企業の実現”に向けて、”安心・安全な移動”の提供を行うことを重点項目のひとつとしているとのことだ。