東急建設と東急リニューアル、「軽量型クラピア屋上緑化」を開発 荷重制限により採用できなかった屋上やリニューアル工事にも適用可能に

東急建設

東急建設と東急リニューアルは、雑草の発生を低減するローメンテナンス緑化植物「クラピア」(※1)を用いた「クラピア屋上緑化」を改良し、「軽量型クラピア屋上緑化」を共同開発したと発表した。

これまで提供していた「クラピア屋上緑化」の客土量を減らすことで103kg/㎡だった荷重を、半分以下の48kg/㎡に低減したという。

これにより建物への荷重が軽減されるため、今まで荷重制限によって採用できなかった屋上やリニューアル工事にも適用が可能に。   

また、使用する植物は従来と同じローメンテナンス緑化植物「クラピア」であり、一般的な芝と比べメンテナンス費用は約50%(※2)、刈草等の廃棄物は約65%(※2)の低減効果が見込めるとのことだ。

「軽量型クラピア屋上緑化」について

「クラピア屋上緑化」は、2022年3月にリサイクル材活用型として「リサイクル屋上緑化」を開発・提供しており、今回「軽量型クラピア屋上緑化」を新たにラインナップに加え、さまざまな要望に対応するとしている。

※1 日本原産のイワダレソウを品種改良した多年草の緑化植物。茎葉が密に広がるため雑草が生え難く、メンテナンスコストが軽減可能。
※2 図2、図3の数値は実測に基づくものであり、保証値ではないとのこと。

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