旅行予約サービス「楽天トラベル」は、楽天グループが推進する環境・社会・経済に配慮した持続可能な社会を目指すことを目的とした「Go Green Together」プロジェクトの一環として、国内の登録宿泊施設におけるサステナビリティへの取り組み内容を紹介する「サステナビリティアイコン」を新たに発表した。
ユーザーは、旅行予約の際にこれらの情報を確認することで、各宿泊施設のサステナビリティへの取り組みを理解し、それぞれの旅行スタイルに適した宿泊施設を選ぶことができるようになるとしている。
また、サステナビリティへの取り組みにおいて一定の基準を満たす宿泊施設に付与する「サステナブルトラベルバッジ」についても、順次公開を予定しているとのことだ。
宿泊施設のサステナビリティへの取り組み内容を紹介する「サステナビリティアイコン」は、「廃棄物」「水資源」「エネルギー」「自然環境」「食」「伝統/歴史」「多様性」「地域貢献」の8つのカテゴリに分かれており、旅行者は、宿泊施設がどのような分野でサステナビリティに取り組んでいるのかを一目で見ることが可能となる。
サステナビリティへの取り組みが一定の基準を満たしている宿泊施設に付与する「サステナブルトラベルバッジ」は、取り組み内容の度合いに応じて、星の数を2段階で表示。
旅行者は、「サステナブルトラベルバッジ」が付与された宿を検索時に絞り込んで選ぶこともできるとのことだ。
さらに、「楽天トラベル」では宿泊施設のサステナビリティへの取り組みを推進するための「ハンドブック」を作成し、登録宿泊施設向けに公開。
「サステナビリティアイコン」、「サステナブルトラベルバッジ」、「ハンドブック」はいずれも、持続可能な旅行と観光のための世界基準を設定、管理しているGSTCの基準を元に「楽天トラベル」が独自に作成し、サステナブルな旅行を推進する業界団体である一般社団法人JARTAによる監修を受けているという。
なお、これらの取り組みやサステナブルがコンセプトの宿情報などをまとめた特設ページ「楽天トラベルと始める 旅行×サステナビリティ」も公開している。
「楽天トラベル」は、今後もより多くの宿泊施設に「サステナビリティアイコン」と「サステナブルトラベルバッジ」を掲載できるよう働きかけていくとともに、「ハンドブック」を通じて、サステナブルな旅行を宿泊施設と共同で推進し、観光地や宿泊施設の持続的な成長と発展、ならびに地球環境の保全に取り組んでいくとのことだ。