AIが英語を「話す」機会を増やす 中学英語教科書に対応した英会話アプリ

Ledge.ai
語学スクールの運営・語学研修の提供などの教育活動を行う株式会社ECCは10月27日、同社が開発したAI搭載の対話型英会話アプリ「おもてなCityへようこそ!」の教育機関向けプランに東京書籍の中学英語教科書『NEW HORIZON』対応コンテンツを収録し、2023年度から利用開始することを発表した。
東京書籍と協業し、内容も「学習指導要領」に準拠している。

AIが生徒の会話練習量を確保



音声認識技術を利用した会話シュミレーション機能では、授業や自宅学習で対話練習ができ、従来の英語授業で問題とされているスピーキング不足の改善が可能になる。会話練習のほかにも、イラストを利用して新出単語を単語のイメージで学習できる機能や、クイズ形式で英作文を学習できる機能もある。

学習目的に合わせたカスタマイズも可能だ。

生徒の学習状況・学習結果の把握が可能

教員は、アプリ内の管理画面を利用し、生徒個人の習得率や定着率を確認できる。また、課題の実施状況も確認できるため、生徒それぞれの課題に対する取り組みの把握が可能。教師は生徒のつまずきに気づき、適切に対応することが可能となる。

自治体向けの割引プランも用意

近畿大学附属小学校と長門市教育委員会ではすでに、同アプリが導入されており成果をあげている。利用にはアプリケーション利用料として、ひとりあたり月額税別300円がかかる。また、自治体向けの割引プランを利用することもできる。

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