自動車に関わる調査や研究などを行う公益社団法人自動車技術会(JSAE)は10月28日、2022年12月〜2023年1月にオンラインにて、自動運転AIの正確性などを競う自動運転AIチャレンジ2022（シミュレーション）を開催することを発表した。今回で第5回目の開催となる。

AI技術者の発掘育成をねらう

自動車業界ではAIやITの技術者が不足している。「自動運転AIチャレンジ」は、今後の自動車業界を牽引する技術者の発掘育成のための新たな取り組みとして2019年から開催されている。

参加は無料で最大3名のチーム単位（1名も可能）、学生・社会人等の制限はない。初心者向け・上級者向けの2コースが用意される。

経済産業省や一般社団法人日本自動車工業会、一般社団法人日本ディープラーニング協会などが後援を予定しているという。

都内を再現した3Dマップを走行 2023年度は実地開催を予定

第2回と第3回はそれぞれ海外都市、サーキットのマップを使用したシミュレーション競技がオンラインで開催された。2022年度からはインテグレーション大会とシミュレーション大会の年2回開催となっており、オンラインのシミュレーション競技と、実車での走行競技を組み合わせた第4回大会（自動運転AIチャレンジ2022 インテグレーション）が7月に開催されている。

今回の第5回大会では、10月に株式会社ティアフォーからリリースされたシュミレーター「AWSIM」を利用し、東京都内特定地域を再現した3Dマップ上を走行する。

第5回大会概要

開催期間

2022年12月〜2023年1月

開催場所

オンライン

主催

公益社団法人自動車技術会

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参加資格・費用

・学生・社会人等の制限はなし
・参加費は無料
・参加はチーム単位（1名から最大3名まで）

競技内容

・実際の交通ルールに則って走行し、運転の正確性を競う
・都内特定地域を再現した3Dマップ上を走行
・初学者向けのチャレンジコースと上級者向けのアドバンスコースを設置

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