任天堂、DeNAと合弁会社「ニンテンドーシステムズ」設立 ビジネスのデジタル化を強化

任天堂 Nintendo

任天堂は、2022年11月8日開催の取締役会において、ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)と合弁会社を設立することを発表した。

なお、当該合弁会社は、資本金の額が任天堂の資本金の額の100分の10以上に相当することから、任天堂の特定子会社となるとのことだ。

■合弁会社設立の目的・理由

任天堂は、ハード・ソフト一体型のビジネスを基軸に、利用者により良い体験とサービスをゲーム専用機以外においても体系的に提供するために、ニンテンドーアカウントを中心とした、利用者との関係性の維持・拡大への取り組みを実施。

その一環として任天堂は、2015年にDeNAと業務・資本提携を締結し、ニンテンドーアカウントを中心とする新たな基幹システムの開発と運用に取り組んできたという。

任天堂とDeNAは、7年以上におよぶ両社のノウハウの蓄積とニンテンドーアカウントを基盤とした様々なサービス開発の経験を元に、提携・パートナーシップを強化し、任天堂のビジネスのデジタル化を強化することを目的として、利用者との関係性をより一層深めるための研究開発と付加価値創造を行う合弁会社を設立したとのことだ。

なお、合弁会社(特定子会社)の概要は以下の通り。

合弁会社(特定子会社)概要

任天堂は、同合弁会社の設立が当期の業績に与える影響はないとし、今後の業績に与える影響については、来期以降の業績予想に織り込んでいくとのことだ。

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