自動車をはじめとしたモビリティ安全製品の開発・製造・販売を行うオートリブは、2月から筑波事業所で、10月から広島事業所で、それぞれ購入電力を100%再生可能エネルギー化したことを発表した。
オートリブは、2030年までに自社のオペレーションにてカーボンニュートラルを達成、2040年までにサプライチェーン全体を通して温室効果ガス排出ネットゼロを実現するというコミットメントを、2021年6月に自動車安全のサプライヤーとして初めて発表。
この目標を達成するために、同社では各事業所における購入電力の再生可能エネルギー化を行い、CO2排出量削減に取り組んでいるという。
各事業所の年間使用電力を全て再生可能エネルギー化することにより、筑波事業所では年間2,700トン、広島事業所は年間約1,500トンのCO2排出量削減を見込んでいるとのことだ。
また現在建設中だという中部事業所では、開業時から100%再生可能エネルギーを活用する想定で、オートリブグローバルで掲げるCO2排出量削減目標を2024年末までに達成することを目指すとしている。