東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)、日立製作所、DXCテクノロジー・ジャパンは、「タクシー乗り場需要の可視化による交通行動の最適化実証」と題し、品川駅にて実証実験を行うことを発表した。
同実証実験では、実証実験Webサイトより、品川駅高輪口(西口)タクシー乗り場の「リアルタイム混雑状況」などの情報提供を行うという。
■実証実験の概要
(1)名称
「タクシー乗り場需要の可視化による交通行動の最適化実証」
(2)取り組み内容
品川駅高輪口(西口)タクシー乗り場付近にカメラを設置し、データを取得・解析することで、タクシー乗り場の混雑情報を実証実験Webサイト上で、利用者へ提供することを可能にする。
利用者はタクシー乗り場に到着する前に、混雑情報を把握することができ、目的地までの行動計画が立てやすくなるとしのことだ。
(3)実証実験Webサイト
実証実験Webサイトより、品川駅高輪口(西口)タクシー乗り場の「リアルタイム混雑状況」の確認が可能。また、JR東日本グループのスマートフォンアプリ「Ringo Pass」「JR東日本アプリ」と連携。
(4)実施期間
2022年11月7日~2022年11月30日
(5)実施場所
品川駅高輪口(西口)タクシー乗り場
同実証実験は、「モビリティ変革コンソーシアム」の実証実験の一つとして実施。昨年度の東京駅八重洲口で実施した実証実験を踏まえ、社会実装を見据えた他箇所でのニーズ確認、課題検証を実施するとしている。
同実証実験の結果を踏まえ、今後の社会実装に向けて検討を推進していくとのことだ。