上智大学は9月30日、データサイエンスを実践的に学ぶ大学院「応用データサイエンス学位プログラム(修士課程)」を2023年4月に開設することを発表した。12月入試と2月入試があり、10月中旬から12月中旬にかけて定期的にオンライン説明会が開催されている。
「理論と実務の架け橋になる」というコンセプトのもと、アカデミック教員だけでなく実務家教員によって、データサイエンスをビジネスの現場に応用・展開し社会実装する力を身につけた人材の育成を目指すという。
ビジネスの課題解決を意識
今までの日本のデータサイエンス教育は理工学分野で進められていたが、現代はビジネスパーソンとしてデータサイエンスに関する知見を活用し、データを読み解き、課題を解決し、新たにビジネスに応用・展開できる人材が求められている。そんな中、社会の急速な変化に対応し、データサイエンスの知見によって課題を解決できる人材育成のために、同大学大学院の経済学・理工学・地球環境学の3研究科が連携し、本プログラムが開設される。
柔軟に学べる環境
社会人のリカレント教育を使命の1つとしているため、昼夜開講制の実施や仕事帰りにも通学しやすい立地のキャンパスなど、社会人が働きながら学べる環境を整えている。5時限、6時限が中心となっており、それぞれ17時20分、19時10分に開始する(6時限は20時50分終了)。
また、幅広い学生が学ぶことができるよう、出身学部の分野や履修科目などの指定、職務経験などの要件は設定していない。
プログラム概要
- 名称
上智大学大学院応用データサイエンス学位プログラム - 設置時期
2023年4月 - 定員
50名 - 学位
修士(応用データサイエンス) - 開講形式
平日5時限(17:20~)、6時限(19:10~)を中心に昼夜開講 - 入試日
第1回:2022年12月17日
第2回: 2023年2月18日 - 選考方法
入試要項から
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